
店長
ラックルームカフェができるまで#4
学生時代の人間関係が辛かった人は全体の何パーセントくらいなのかな?
時代も考え方も変わってきていますが、人に対する悩みは尽きないかもしれないですね。
自分一人だけの世界にならないかぎりは、ずっと付き合っていかないと。
ある程度の経験が増え歳をとってくると、悩んでも仕方のないことに関しては
流せるようになったり、必要以上に求めることも無くなっていきます。
もちろん性格にもよりますし、絶対ではないのですが。。。
人間関係で辛くなったりストレスがたまるのも、人は求めてしまうからなのかぁ、と思うんです。 求めない人になれたらとっても楽に生きていけるような気がします。
孤独になるのが怖くて、無理をして人に合わせてしまう
イライラすると、周りの人に八つ当たりしてしまう
みんなから愛されたいと思ってしまう、人に負けたくない
人の顔色をうかがって疲れてしまう、傷つきやすい・・・
などなど色んな性格とタイプの人がいますが、突き詰めていくと何かしらの求める想いが
自分を苦しめてしまっていることが多かったりするのです。
例えば私は、人からきつく当たられることが多かったです。 いくら考えても思い当たる原因はなくて、だからこそ余計に自分の何が悪いのか・・・と悩んでしまいました。
何とか状況を良くしたくて、自分の考え方を変えてみたり接し方を変えてみたり、何年も何年も思いつくことは全て試してみましたが、結局何も変わることはなかったです。
言い方を変えれば、相手の人は何も変わらなかった。ということ。
きっと私は、相手に変わって欲しかったんですね、もっと思いやりのある優しい人になって欲しいと相手に求めてしまっていたから、変わらない人にも状況にも疲れて傷ついて
自己否定して壊れそうになってしまったんだと、今だから冷静にわかることです。
その時はやっぱり辛すぎて、でも誰にも分ってもらえないし、で穏やかな心でいることは
本当に難しかったです。
同じ場所をずっとグルグル回っているような感覚と、その先の見えない場所でずっといることによって自分がどんどん嫌な人間になってしまう不安感と自己嫌悪です。
早くこの場所から逃げ出さないと、本当の自分が消えてしまうんじゃないかとも感じていました。
この場所でこの人たちに何かを求めることが自分には必要のないことだと、気づいてからは
何の執着も後悔もなくなって、あっという間にその場所から逃げ出しました 笑
いくら人に何かを求めても、自分が本当に欲しいものをもらえることはほとんど無いのかもしれませんね。 人から求められると何の損得勘定もなく一生懸命こたえようとしてくれる優しい人もいてるので、全てではないですが。
でも本当に優しい人っていうのは、とっても少ないと思います。
だから私は歳をとっていつか死ぬまでには、本当に優しい人になりたいです。
優しい人・・・というのも色々あって難しいのですが、長くなりそうなので
また少しずつ書きます。